受託開発で絶対に守るべき目標は、受注したシステムを開発して期日までに納品することです。
これができないとシステムを開発しても収入が入りませんので、社員の生活はおろか会社の存続まで危うくなります。
よって期日まで納品することは全体に遵守する必要があります。
ただ納品をするだけでなく、バグが殆ど無い、画面が使いやすい、動きが軽いなど質の良いシステムを開発するように意識しなければなりません。こうした質の良いシステムは顧客に喜ばれるだけでなく、次のシステム開発の案件を優先して回してもらえるようになるなど長期的なメリットがあります。
また質の良いシステムはシンプルに作られているため、途中で変更が入っても苦労せずに実施できるのもメリットです。
受託したシステムを開発するときはなるべく、開発をする人数や残業時間などコストを減らすことが重要です。
質の良いシステムを作っても、そのためにかかったコストが膨大であるとメンバーや会社が大きく疲弊してしまい、次の仕事に取り掛かる活力を奪ってしまうからです。そのため受託開発をするときは、いかにコストを減らして開発するかが大きな課題になります。
システムを開発したときは、必ずプログラミングの技術や顧客の業界知識、インフラ系の情報を知識として蓄える必要があります。開発したときに生じた知識を共有化すると、より大きな案件の獲得につながります。
一社からの案件を継続して獲得するだけでなく、その経験を元により多くの会社から案件を獲得できるようにすることも大切な目標です。